いつか世界で活躍する「誰か」にSpotlightを。

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いつでも自然体で。12000分の2位になって分かった自分の強み。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2017.4.6

人前で喋れるタイプじゃない、写真を撮ってもらうなんてことも考えられない。そういう自分が変わるとしたらミスコンかもしれない

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-そもそもの話になるんですが、こういうコンテストに出るきっかけってなんだったんですか?

一年生のときに知り合った同じキャンパスの友達がたまたまミスコンの運営をやっている人だったんです。それで、出てみない?って。親に話しても、そういうのは大学生でしか経験出来ないこともあるし、やってみたら?って賛成してもらえたんで。出てみようかなって。

でも僕はもともとミスターコンテストとかに出るようなタイプの人間じゃなかったんですよ。人前で話すのも好きじゃないし、友達といるときはいじってもらって盛り上がるみたいな。だから、こうやってコンテストで最後まで進んで、ましてやMr. of Mr.みたいな全国大会に行くなんて考えてもいなかったです。部活をしてアルバイトをして、普通の学生でした。

だからこそそういう自分が変わるかもしれないと思って、出てみようと。

-そんな普通の学生である山中さんがミスターコンテストで勝ち残れたのはなぜだと思いますか?

うーん、そうですね、真面目なところかなって思います。コンテストに出ると決めたとき「どうせやるならちゃんとやろう」って思いました。最初はTwitterなどでの活動になるんですけど、部活とかアルバイトの合間に結構毎日ちゃんと活動しましたね。

あとはTwitterとかでも、ひとりひとりにちゃんと向き合っていくっていう部分です。僕は少人数で話すことは好きなので、Twitterでリプライに返信していくことは特に嫌じゃないし苦でもなかったです。

それと、あと考えられる要因としては「普段通りにしてる」っていうところですかね。コンテストに出てようがなにしてようが僕は僕ですから、出来ないことは出来ないし、変にカッコつけるっていうのも合わないんで。

-コンテストに出てみて、実際にどういった部分が変わりました?

一番身近にいる親からの言葉なんですが、「喋るようになったな」って。笑 自分を色んな人に知ってもらって、それで応援してもらわないといけないという課題がある中で、客観的に自分についてちゃんと考えた結果かもしれないです。

具体的に言うと、友達とかだと共通項みたいなのがあるんですけど、全く共通項がない人に自分という人間を説明するのって難しいんですよね。ちゃんと伝わるように考えないといけない。

それでそれを実際に言葉にして、喋っていかないといけないですし、自然と自分の意見をしっかり話すようになったのかもしれないです。色んな方の考え方を吸収したり、自分でも本当に色んなことを考えた期間があって、コミュニケーションの質が上がったかなと思います。

-それはきっと今のMr. of Mr.の活動における配信での活動にも活かされているんでしょうね。

こうやって考えてみるとそうだと思います。同じ学校、部活、アルバイトとかそういった共通項が全く分からない人に向けて自分を表現したり、相手の話を聞いたりすることに活かされているなぁと。


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