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社会人インタビュー

就きたい職は自分で作る。地方で生きる若者の挑戦。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:9分
  • 更新日:2019.4.4

地元民が地元を知らない!?

(丹後バルの様子)

-「丹後バル」というイベントをご友人と立ち上げられたとのことですが、それはどのようなイベントでしょうか?

地元丹後の食材を直接仕入れ、シェアキッチンなどで料理を提供するイベントです。ただし、単に料理を提供するだけではなく、小学校での経験を活かし、その食材の生産者さんを事前に取材し、その内容と共に料理を提供します。

例えばドローンなども用いて農家さん、漁師さんの仕事ぶりを撮影し、「この食材はここで、こんな風に育てられています」という裏側のストーリーを見ながら、料理を楽しめるようにしています。

-東京で開催されていたのでしょうか?

当時は東京で開催していました。1回のイベントでだいたい20~30人くらいのお客さんを呼んでいました。

-儲けはあったのでしょうか?

ないですね(笑)

シェアキッチンを借りるだけでも5万円とかしますし、生産者さんの取材やネットワーク構築に、月に数回は地元に戻っていましたので。

ただ、そのイベントを通して丹後に興味を持ったお客さんが丹後に来て頂けたり、丹後の農家さんの野菜を定期購入して下さる方が出てきたりと、少しずつではありますが、期待する反応、行動変容が見られました。

-丹後バルは今も開催されているのでしょうか?

現在は東京だけでなく、京都市内と、あと地元である丹後でも開催しており、延べ800名くらいのお客さんに来て頂いています。

で、このような活動を通して地元と関わっている中で、偶然、地域おこし協力隊のことを知り、興味を持ちました。

ただ詳しいことが分からなかったので、京丹後市の行政の方に地域おこし協力隊について話を聞きに行きました。

そこで、丹後バルなど、これまで私が取り組んできた活動のことも伝えると、「地域おこし協力隊として、そのような活動を・・・」という話になって、参加させて頂くことになりました。

-なるほど。京丹後の地域活性化に携わられてきて、気付いたことなどありますでしょうか。

一番の驚きは『意外と地元の人が地元の食材のことを知らない』でした。

地元の人も結局はスーパーマーケットなどで食材を手に入れますので、大手流通に乗らないような食材はすぐ近くで取れる食材であっても目にする機会がほとんどないんですね。

生産地からいくら近くても、ただ住んでいるだけでは分からないんだなということに気付かされました。

なので、丹後バルの活動を地元である丹後でも開催しています。


>> 次頁「食育版こどもチャレンジ!?」

 

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