「はたらく」のミスマッチをゼロに。

WORKS with Key Element

Logic and Strategy(L&S)で、就活・インターンで絶対に負けない論理性を手に入れよう。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2017.9.13

状況を客観的にコントロールする、「フレーム」を受け入れさせる

人は自分が考えているよりも、思考のクセがあるということは前述しました。これは私も同じです。集まった人数分だけ違うフレームを使って物事を考えているとも言えます。

ひとつ、例を出します。とあるインターンで、自分を含めた4人の学生が新規事業を創出するという議題にチャレンジしているとします。Aさんは工学部、Bさんは教育学部、Cさんは国際関係学部、Dさんは経済学部だとします。

Aさんは、ものづくりの観点から新規事業創出に向けた案を提示していますが、実現するためには用意された資金を10倍以上超過しそうです。

Bさんは、教育をもとにした社会貢献度の高い事業案ですが、明らかに利益が出しづらいモデルになっています。おそらく株式会社としてスタートすると1年持たずに経営が出来ない状態になると思われます。

Cさんは、グローバルにおける日本の立ち位置を向上させる目的の事業案ですが、事例があまりにも少なく、またテクノロジーを育てるという素案ですが、その例示も出来ない状態です。同時に、用意された資金を明らかに超過すると思われます。

Dさんは、それらの様子を見て、明らかにこの班がうまくワークしないという未来を予想しています。

Dさんはどうすれば正しく反論出来るのでしょうか。

ここでするべきことは、状況をコントロールする、「フレーム」を全員に受け入れさせることです。各論的に一人ずつに反論していくと時間ももったいないですし、おそらくすべての人から(詭弁を含めた)反論をされます。これにいちいち付き合うと、Dさんはこの班では「ただの文句を言う人」というレッテルを貼られかねません。

私であれば、まず会社から与えられた「前提条件」というフレームと「事業のフィージビリティ(実現可能性)」というフレームを作ります。

前提条件というフレームを守らせる理由は簡単です。なぜなら、これをないがしろにすると、この班のいかなる良案もワークしないからです。前提条件を、

1.株式会社を設立すること
2.1億円の資金で事業を開始すること
3.3年以内に黒字化すること

だとします。

そうすると、明らかにABCすべての案が却下されるべきものだということが分かります。しかし、却下するだけでは、この班はうまくいきません。人間なので、感情を持っていますから否定だけではその先に進む事ができないからです。

ここで大事なのは、ある部分については賞賛し受け入れ、フレームから飛び出したものについては実現出来ないことを客観的視点から告げるということです。

次にフィージビリティについてのフレームを受け入れさせましょう。

事業を行う上でフィージビリティの調査は必須です。例えば、学生でも簡単にフィージビリティの調査に使えるフレームとして3Cがあります。これは、競合・自社・市場(参入する市場)を指します。

これを、必ず口頭だけではなく、図示して明示します。先程、添付した画像のメインメッセージが事業案だとして、その下のキーメッセージを3Cでブレイクダウンしていきます。

競合は強いか、弱いか、またはまだ競合が居ないか?居ないなら、なぜ居ないのか?
自社はどのようなアセットがあるか。資金は1億円だが、他の人的・物的リソースはどうか?
市場はどうか。成長曲線にある市場なのか。減退しているのか。

これらの3Cというフレームと、前提条件というフレームを守らせることで、自分を含めた班員の案を客観的に評価することが出来ます。結果として、このフレームで考えられた案は、これを実際に評価する人間(インターンなどを主催してる会社の人間)から高く評価されることになります。

なぜなら、前提条件が守られていて、論理的整合性と客観性のある分析結果から、新規事業のフィージビリティを考えることが出来ているからです。

これらを無理なく、行う事ができるようになる為に存在するのが、冒頭に紹介したL&Sであり、Key Elementというサークルです。

話を戻します。

>> 次頁「実際に、L&Sをやってみた!」

 

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