人事部のヒトリゴト
vol.039 就活での「情報量」ここで差がつく!ニュースを毎日読むべき理由
Writer|Taketo.S |
- 読了目安時間:3分
- 更新日:2018.5.9
就活をしていると、とにかく他人が凄い人に見えませんか?私は自分にかなり自信があるタイプの就活生だったのですが、それでも「こいつはなんだか凄そうだ」と萎縮まではしないにしろ、危機感を覚えるようなことがありました。
そんな時、私は必ず「どこに差異があるのか」を分析し、仮説を出すようにしていました。そして、そういった日々を重ね、社会人として生活をして、学生を面接で見る立場になったときまず感じたのが「情報量の差」でした。
例えば同じ東京大学の学生でも、話をしていて通じる範囲が多い学生とそうではない学生がいました。それは明らかに情報量の差から生まれた、共通項の少なさだったのです。
ではどうやって効率的に情報量を増やせばいいのでしょうか?
ニュースを読む
「それは知ってるんですよ」という方が殆どでしょうから、具体的にどのニュースをどのように読んでいくか?をまとめてみますね。
まず、紙かインターネットかというところですが、これは同じ情報が掲載されているのであれば、どちらでも構いません。
私のお勧めは、「Yahooニュース、ライブドアニュース、東洋経済オンライン日系XTECH」などですね。
ここでまずは、大まかな経済やIT、国際情勢をマクロで掴んでいきます。3つくらいメジャーなニュースを選択すると、ある程度記事が被ってくるので、同じ内容の記事ならば斜め読みで構いません。とにかくまずは、用語や文字を大量に読むということに慣れましょう。スポーツと同じで、慣れるまでは疲れるかもしれませんが、まずは継続することが大事です。
質のいいインプットのためにじっくり時間をかける
次に、ただ読むだけではだめなので、どのようにインプットしていくかということです。私は、分からない用語にあたるたびに検索して調べます。
特にITや基礎研究分野においては分からない用語はどんどんと出てきますので、初見はしっかりと時間をかけて理解していきます。
実は、大学での学問ですでにお気づきの人もいるかと思いますが、一つの学問や研究の分野の中において、使われる専門用語というのはそれほど多くありません。
従って、最初にしっかりと調べて理解すれば、それ以降一定の値までは読了時間を短縮出来るということですね。
Googleでニュースをカスタマイズする
Googleにはニュース検索の項目があります。(詳細はGoogle ニュース ヘルプなどをご覧ください。)ここに任意の「自身が取得したいベクトルのニュース」が検索されると仮定出来る単語を入力します。
私ならば、IoTや就活などで検索をした状態でPCでブックマークをしています。スマホでも同じような機能が使えるはずなので、使ってみることをおすすめします。
ただし、項目を絞って検索するということは、つねに情報の偏りやバイアスがかかるということを想定しなければいけません。従って、私は大きなニュースサイトを3つほど見てから、そのあとにこういった狭い領域に入っていくようにしています。
最後に
ニュースは一社が常に正しい情報を発信しているわけではありません。また、報道の主体の違いによって切り口が違う可能性もあります。大事なのは、「この情報が常に正しいわけじゃない」というクリティカルシンキングと、「では、その論拠となるものはなにか」をリサーチし、客観的事実から仮説を構築し、それを正しくアウトプットすることです。
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Follow @bicyear大学卒業後、外資系通信キャリアへ入社。その後、大手広告代理店、財閥系金融機関と業界の異なる企業への転職を成功させ、キャリアを構築。各企業で新卒、既卒、中途の採用業務にも従事しており、採用する側、される側の両方を深く理解。
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