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人事部のヒトリゴト

vol.005 履歴書・ESの書き方

Writer|Taketo.S Writer|Taketo.S
  • 読了目安時間:2分
  • 更新日:2017.01.12

実際に就職活動を開始する事に決めた貴方は、まず履歴書とES(エントリーシート)の作成にあたっているかと思います。今回はその作成時に必要な事をまとめていきます。

書類は手書き? or パソコンで作成?

筆者はこれについては応募企業によると考えていますが、自分自身が書類に目を通す時に感じるのは「PCで作成して欲しい」という事です。なぜかというと、手書きの書類というのはどれだけ丁寧な文字であってもPCのフォントより見づらく、拝見する数が多くなるにつれ手書きの物には魅力を感じなくなる傾向があるからです。

大手の求人サイトに募集を出した場合、数百から多い所では数万という応募が企業に寄せられます。そして、その中から登録された情報を基にして候補者を絞り、実際にお会いすることになりますが、一日に目通しする履歴書とESの数は多い時には数百枚となることもあります。

特別な理由が無い場合は履歴書もESもパソコンでの作成で問題が無いと考えられますが、学校法人や教育機関では履歴書を手書き、ESをパソコンでの作成と指定してくる場合もありますので、ご注意下さい。(企業ごとに文化がありますので、指定された書式に沿って作成してください)

ES(エントリーシート)は読みやすさが命

自分の経験や思い出をしっかりと書き記していきたいという心情は分かります。しかし、採用担当者が一枚ごとにしっかりと目通し出来るとは限りません。せっかくの熱い思いが空回りしては悲しいですよね。ここで思い出して頂きたいのが、他人に何かを伝える時の事です。

まずは結論を簡潔に記載しておき、その説明を続いて行うと、人は話者が「今から何を話していくのか」を理解する準備が出来ます。また基本はエビデンスベースで書いていきましょう。断言するのであれば論拠が必要ですし、推定するのであれば、なぜ推定しか出来ないのかという理由を明確に説明するべきです。

文章の法則性をつくる

人間の脳というのは、物事を理解する際、処理を最適化する為に法則性を見つけます。その法則性が一旦崩れると、理解は遅くなり、より不鮮明な物となる確率が上がります。また距離を説明される際に、実際の距離とかかる時間を数値化された方が理解が早く、正確になる事は当然だと思います(「歩いて行くと疲れる距離」と説明されると実際のイメージがブレます)。

 

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