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社会人インタビュー

東京オリンピックを目指して。省庁でしか味わえない仕事の醍醐味。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2016.11.27

東京大学大学院中退後、文部科学省に入省されたC.S.さん(30代♀)。復興庁で福島の復興にも尽力されているC.S.さんが感じる民間企業と省庁の違いや、働く魅力とは?

役人は1年か2年で仕事がコロコロ変わる

名刺

–本日はお忙しい中、お時間を頂き有難うございます。早速ではございますが、まずはこれまでどのようなお仕事に携わられてこられたか、お伺いしてもよろしいでしょうか。

1年目は、大学などの研究機関のシステム改革を推進するプログラムを運営する部署に所属していました。プログラムには色々な種類があり、例えば女性研究者の育成、若手研究者が独立して研究できるような環境整備、産官学連携の推進などのプログラムがありました。2年目は、「世界トップレベル研究拠点プログラム」を担当しました。このプログラムは、日本の大学や国立研究開発法人の中にグローバルな研究拠点を形成し、世界の優秀な研究者を招聘することなどを通し、文字通り世界トップの研究拠点を形成することを目的としたプログラムです。私は新規拠点の採択などに携わりました。3年目は原子力関係の部署に配属されましたが、ちょうどその時、東日本大震災があり、事故対応をしました。

–東日本大震災の事故対応をされていたのですね。

はい、徹夜が何日も続きました。その後、内閣府の研究所に出向になりました。そこでは、10~15年先を見据えて、日本の将来像をまず描き、そこからバックキャスティングして、その将来像を実現するためにどのような科学技術が必要か、ということを考察する研究を2年間しました。その後、文部科学省に戻り、今度は科学技術白書の執筆を

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