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社会人インタビュー

京大・生命科学研究科から大日本住友製薬へ。エリート科学者が追いかける14歳からの夢。

  • 読了目安時間:6分
  • 更新日:2017.8.8

京都大学大学院の生命科学研究科を修了後、大日本住友製薬のR&Dに入社。研修期間を経て、新薬の研究開発に従事するNさん(20代♂)。何十年と研究に費やしても新薬を生み出せる人は半数にも満たないと言われる厳しい世界で、科学者として生きる彼の“夢”とは。

自らの手で新薬を生み出したい。

-お久しぶりです。半年ぶりくらいですね。本日はよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

-では早速ですが、まずは現在のお仕事内容からお伺いさせて下さい。

抗がん剤の研究開発です。うちの会社は新薬の研究開発をメインとするいわゆる研究開発型の製薬会社です。がんは患者数が多いにも関わらず、まだ薬が十分に貢献出来ていない深刻な疾患の1つであり、まだまだ研究開発が必要な分野で、業界としても注力している分野の1つです。

-がんの新薬が出来るまでにどのくらいの年月を要するのでしょうか?

一般的に10~15年と言われており、その間に掛かる費用は60~100億円とも言われています。

-スパンも長く、大きな先行投資が必要なのですね。

その分、1つ良い薬が出来るとその企業は数年安泰と言われており、当たれば大きなビジネスだと思います。

-研究開発型ということですが、それ以外の製薬会社もあるのでしょうか?

あります。例えばジェネリック医薬品をメインに製造する製薬会社などがそれにあたります。彼らは既存の薬をいかに低コストで製造するか、に主眼が置かれています。

-大日本住友製薬を選ばれた理由は、やはり自分で新薬を生み出したかったからでしょうか?

そうですね。科学者の意気込みといいますか、心意気といいますか・・・。

この分野の研究では何十年と研究しても1つも世に新薬を出せない人がざらにいます。厳しい世界であることは理解していますが、それでも私は自らの手で新薬を生み出すということにこだわって研究を続けたいと思っています。


>> 次頁「中学生の頃からがんを研究することが夢だった。」

 

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