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固定観念を壊し、正しく卓越性を広める挑戦を。京大生がふんどしにかける熱い想い。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2018.3.1

清田倫太郎、岐阜県出身。京都大学総合人間学部1回生。大学入学後、京都大学ふんどし同好会を設立し、2018年2月現在、約25人のサークル員と全国の公認会員を擁する会に。受験失敗、浪人生活、受験期に受験ブログ執筆、そしてふんどし生活とツッコミどころ満載の清田さんの熱い想いに迫る。

「パンツを穿いているのは、なぜだろう」から始まった、ふんどしへの道。

-本日はお忙しい中、お時間を割いて頂きまして本当に有難うございます。私自身その存在は以前から存じ上げていたのですが、新年特番「笑神様は突然に…(日本テレビ)」で、 “ふんどし同好会”が多くの人の耳目に触れましたね。

そうですね、ありがたいことです。千鳥さんや他の芸人さんが来られたロケ当日は、大学で授業を受けていたんです。

すると、日野くん(日野湧也くんの過去記事「ただ目立つのではなく“見てくれる人”を考えた発信を。日野湧也が考えるPR戦略とは。」)から「ちょっと今から来て」と言われて、最初は「なんだよ」と思ってたんですけど、行くとテレビの取材が来ていて、日野くんがその中に居てびっくりしました。笑

-あれって打ち合わせじゃなかったんですね?

違います笑 ですから当日は残念ながらふんどしを洗濯中で締めることが出来ず、下着をつけずに収録に臨むということになりました・・。

-本当にぶっつけ本番だったんですね!放送後の反響も大きかったと思うんですが、そもそもの疑問として清田さんはなぜ「ふんどし」に興味をもたれたんですか?

そうですね、興味…というかある時「パンツ(下着)を穿いているのはなぜだろう」と考え始めたんです。みんな気づいたらパンツって穿いてたじゃないですか?自分もよく分からず穿いていて、なんか怖くなってきたんですよ。

それで、高校の時何も穿かずに登校しだしたんです。

-パンツも何も穿いてないってことですよね?

そうですね。本当に何も穿かずに。しかし、それ自体は僕がしたいことなので、全く問題無いにしても体育の着替えのときに「え、おまえパンツ穿いてないの?」と言われて要らぬ心配を周囲に与えてしまったり、馬跳びってあるじゃないですか、あれをしてるときに、「感触が嫌」という意見をもらうようになってしまい、人を不快にさせてしまうのは違うなと思い、困り果てたんです。

それで、その時に色々と考えていると、自分は締め付けられるのが嫌なんだと気づいたんです。それで、ふんどしならどうか?と考えるようになりましたね。

-じゃあ高校生からふんどしを締めてたんですね。

いえ、そこからも困ったことがありまして。高校生なので、もちろん実家住まいじゃないですか。なぜかそのとき「いきなり息子がふんどしを締めだしたら親不孝にあたるんじゃないか」と思ったんです。

だから、とにかく大学に行って一人暮らしをしたらふんどしを、と血を吐くほど受験勉強に勤しみました。


>> 次頁「ふんどしの良さは「伝統」よりも、「機能性」と「デザイン」。」

 

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