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京都出身、現役大学生バンド『Qyoto』。偶然の出会いから始まった6人の物語と、新曲に込められた想いに迫る。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:9分
  • 更新日:2018/7/13

中園勇樹(Vo)、HIROKI(Vn)、TSUCHIYA(Gt)、TAKUYA(Ba)、KENSUKE(Dr)、RYOTA.(Key,Sax)の6人からなる京都出身の現役大学生バンド「Qyoto」。京都で偶然に出会った中園とHIROKIから始まったストーリーと、アニメ「NARUTO」の続編である「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のオープニングテーマ「It’s all in the game」(C/W「君と僕とアクロス・ザ・ユニバース」)に込められた想いに迫る。

きっかけは、「ひと“聴”き惚れ」。中園の声から始まったQyoto。

(左からボーカルの中園さん、ベースのTAKUYAさん)

-本日はお忙しいスケジュールの中、インタビューのお時間を頂きまして有難うございます。早速ですがQyoto結成のきっかけについてお聞かせください。

中園(Vo) 僕、京都の河原町あたりでよくストリートライブをしてたんですよ。そのとき、買い物をしていたHIROKIが声をかけてくれたんです。「友達になろう」って。笑

HIROKI(Vn) そうですね、僕が彼の声にひと”聴”き惚れして。笑 「いい声だし、友達になろうよ」って。そしたら、僕たちの年代では珍しいと思うんですが、お互いに尾崎豊さんが好きで、そこからどんどん仲良くなっていって、Qyotoを結成しようとなりました。

-出会いは本当に偶然だったわけですね。

HIROKI(Vn) 僕は4歳からバイオリンを学び始めて、中学からはビートルズの影響を受け、ロックにちょっとずつ転向していったんです。高校ではバンドを組んでバイオリンを演奏してたので、「いい声」に敏感になっていた部分はあるかもしれないですね。

スタジオで出会ったギターのTSUCHIYAが入って3人になってからは、いわゆるベーシックなバンドサウンドを創るベース、ドラムが必要だったので、TSUCHIYAに「誰かいい人いない?」ってきいて、どんどんメンバーを増やしていってという感じです。

中園(Vo) キーボードとサックスを担当しているRYOTA.だけは、ちょっと変わってまして。僕たちがまだ3人時代に出させて頂いた、琳派(りんぱ)ロックというイベントをたまたま観に来てくれてたんです。

そこで僕とRYOTA.に共通の知り合いが居て、その人を介して紹介してもらって。(RYOTA.が)キーボードもサックスも出来るし、東大生だし、面白いなって思って、誘ったという感じです。本当に僕含めて、偶然集まった6人がQyotoです。

-ちょっと話が戻るんですが、中園さんはHIROKIさんと出会う前はずっと一人で路上パフォーマンスされてたんですよね。どういうきっかけで路上に出ようと思われたんですか?

中園(Vo) そうですね。はじまりは高校生のときの文化祭です。友達に「歌わない?」って誘ってもらって、僕自身も興味があったので歌ったら、とても大きな歓声とか、後輩とかから「感動しました」って声をもらって、歌が人をこんなに感動させられるんだと気づいたんです。

そこで、なにか行動を起こしたいと思ってアンプとか必要な機材を購入して、ストリートに出て。

-最初からうまくいきましたか?

中園(Vo) いえいえ、もう最初は全員素通りで。笑 通る人もすごい冷ややかな目線って感じでしたね。一人で路上で歌って、人が素通りしていくじゃないですか?「俺なにしてるんだろう?」って思うときもありました。

でも辞めたいと思ったことは一度もなくて。その一回一回の路上ライブが、自分にとっては練習に出ているという気持ちだったので。自分の打たれ強さを高めるということになるなと思って。

そうやって続けていくうちに毎回集まってくれる人が出てきたんです。それでHIROKIに声をかけてもらって。

-まさに、「京都」がすべての始まりなんですね。

HIROKI(Vn) 僕たちのバンド名であるQyotoも、僕と中園にとって共通の根っこの部分であり、僕たちの「始まり」である京都からとっているものです。シンプルで分かりやすいんですが、語感もよくて。

中園(Vo) QyotoのQについては、都市としてのKyotoと混同しないようにという意味合いなんですけど、ロゴマークではこのQに斜線が入ってるんです。これよく見ると、Qの中に「K」があるっていうデザインになってるんですよ。ちょっとそういうところでワンポイント凝ったりして、京都を尊重しながら、個性を出していきたいと。


>> 次頁「音楽のバックグラウンドが「違う」からこそ、尊敬しあえる。」

 

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