「はたらく」のミスマッチをゼロに。

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夢を追い求めるオーケストラ。「本当に人を楽しませる」とは。

Writer|細辻 あおい Writer|細辻 あおい
  • 読了目安時間:8分
  • 更新日:2018.11.7

演奏会の成功と団体としての成長。そしてこれから。

-実際の活動について色々お聞きしたいと思います。まず、今年の2月に行われたその夏の夜の夢の演奏会はどうでしたか?

大成功でした!地方の 600人収容のホールで300人超も集まったのは客観的に見て成功と言えると思います。お客さんからも、お世辞ではない口調で「今までで一番だ」という声をいただいたりとか。

-それはすごい達成感でしょうね。その好評ぶりなら第二回も…?

今、開催に向けて準備中です。本当は1回で終わる予定で始めたんですが、実は僕自身もずっと続けたいとは思っていました。でもまず第一回を成功させて団員にもそう思ってもらわないと第二回の話もないだろうな、と。そうすると団員の方から「第二回やりましょう」と言ってくれたんです。

-団員にも火がつくほど第一回が成功を収めたのですね。普段の練習はどれくらいの頻度であるんですか?

月一回名古屋でやっています。毎回合奏で、午前2時間午後2時間です。午前と午後の練習時間の間には1時間半の休憩を入れるようにしています。

-ではその間にメンバー同士でも交流したり?

そうです!それを狙って休憩を長くしてるんですよ。月に一回しか会えないですし。トラオムに参加してる人は楽しさを求めて来ています。プロではない僕が提供できるものとして練習の内容も楽しくしたいし、休憩時間も楽しくしたいんです。

音程とかタイミングじゃなくて、音楽をどう表現したいかを、指揮者から伝えるだけでなく演奏者からも引き出してお互い議論していくんです。

-第二回の演奏会についてお聞きしたいのですが、内容はどのような構想がおありなのでしょうか?

ちょっと規模が大きくなりました。ホールも600人から1000人になり、団員も85人まで増えました。第一回の演奏会を見に来てくれた人や、第一回でやる気になった団員が連れて来てくれたりとか。一年は準備が必要なので、第二回は一年後です。

でも準備期間が短く、もう劇付随音楽みたいな事はできない。ということで、他のオーケストラのように普通の演目をすることになりました。もう普通の内容でもトラオムはトラオムの色が出せる、と思ったんです。

-内容で差別化せずとも、人を惹きつけられるようになったということですね。団体としての成長を実感しますね。これからトラオム祝祭管弦楽団をどういう団体にしていきたいと考えていますか?

トラオムは出来たてで、色々な大学から集まっているので、みんな少しよそよそしいんです。大学ごとで固まっちゃったりとか。

それをなんとか混ぜようと僕自身が積極的に入ったりしています。やはり打ち解けていないと議論もしにくいんですよね。知らない人の前で意見言うってハードル高いですし。現状に満足せず、議論できるというトラオムのいいところがもっと良くなるように、将来的にはみんなに羨ましがられる団体にしたいです。

-今話を聞いていても楽しそうだなと思います。では今は第二回ですが第三回、第四回と続けていきたいと?

ええ、そうですね。練習も月一回なので、実際卒業して社会人になった先輩もどうにか時間をやりくりして参加したいと言ってくれていますし。僕自身も社会人になっても続けていきたいと思っています。


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