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座学から実践へ!自分で考え、動く自律移動型ロボットを学生で作るTrial。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2019.2.4

大阪工業大学 情報科学部 情報ネットワーク科 4回生 田中 靖浩(たなか やすひろ)、同学部 ネットワークデザイン学科 3回生 坂本 華奈(さかもと かな)、同学部 情報知能学科 3回生 森田 耀仁(もりた あきと)。O.I.T. Trialの一員として、昨年5月に開催された自律移動型ロボットによる競技会『ロボカップ@ホーム オープンプラットフォームリーグ』にて準優勝に貢献。昨年の競技会を振り返り、次回大会への抱負をお伺いしました。

日常生活をサポートする自律移動型ロボットを作る。

(左から田中くん、坂本さん、森田くん)

-本日は授業に研究にとお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。早速ですが、ロボカップとはそもそもどういった競技会なのでしょうか。

田中 ざっくり説明すると、自分たちで作った世の中の役に立つ自律移動型のロボットを持ち寄って、どのロボットが優れているかを競う大会です。

ロボカップには世界大会もあるのですが、僕たちが出場したのはジャパンオープンという国内の競技会になります。

-どのような方が参加されているのでしょうか。

田中 主に大学や専門学校の学生がチームを組んで参加します。毎年5月頃に開催されるのですが、今年は天皇陛下の退位と皇太子さまの即位が5月にありますので、例年とは時期が違うかもしれません。

-皆さん(田中くん、坂本さん、森田くん)は昨年の競技会で準優勝されたメンバーだとお聞きしました。

田中 はい、昨年の競技会に先輩方と一緒に参加させて頂きました。

僕たちが出場した競技種目はロボカップの中でも@ホームと言って、家の中を再現したフィールドで、決められたタスクをどれだけ正確に、素早くこなせるかというのを競うカテゴリーだったのですが、そこで準優勝することが出来ました。

(競技前にロボットの調整を行うO.I.T. Trialメンバー)

-決められたタスクにはどのようなモノがあったのでしょうか。

坂本 @ホームでは日常生活を支援するロボットの性能を競いますので、例えば、『テーブルの上にあるコーヒーを取って来る』など、日常生活の中で起こりうることがタスクとして設定されています。

それをオペレーターが発話によってロボットに命令し、後はロボットが自分で考えて動く、つまり自律的にタスクをこなすという流れで競技が進みます。

-惜しくも準優勝ということですが、決勝ではどこと対戦されたのでしょうか。

田中 正確にお伝えしますと、予選は競技だったのですが、決勝は競技ではなく、予選を勝ち抜いた3チームで自分たちのロボットではこんなことが出来ます、という発表というかプレゼンテーションでの争いでした。

-なるほど。

田中 で、決勝に残ったのは九州工業大学と僕たちと、え~と・・・

坂本 金沢工業・・・

田中 そうっ金沢工業大学!この3チームでプレゼンテーションを行い、結果、九州工業大学が優勝、僕たちが準優勝となりました。

-優勝した九州工業大学のチームは強かったですか。

田中 九州工業大学は、この競技に合わせたディープラーニング(深層学習)を構築することに成功したらしいんですが、ロボットの処理速度も速く、動作の精度も高かったので、正直凄かったです。


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