〈企業案件/サーベイPJ〉建設会社の新規事業立案～キックオフ～

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〈企業案件/サーベイPJ〉建設会社の新規事業立案～キックオフ～

Writer｜ビックイヤー編集部

読了目安時間：4分
更新日：2017.4.25

なぜ滋賀県か

滋賀県というキーワード自体は先方から出たものです。しかし、実際に近年、JRの快速が停車する駅で、京都から近い都市では積極的に新築一戸建てが建築される傾向があります。

Wikipediaより

上記の停車駅図から言うと、新快速が停車するのは京都から近い順に「大津、石山、南草津、草津、守山、野洲、近江八幡、能登川、彦根、米原」となっています。最長距離である米原（京都駅から67.7ｋｍ）で所要時間が1時間14分。草津、24分。大津となるとたったの9分になります。

既婚/一戸建ての世帯主からすると、片道1時間の通勤というのは座れるのであればそれほど苦ではないと言えるのではないでしょうか。

また、滋賀県は京都市街と比較しても自然が多く環境がよいと考える方が多いようです。教育に関しても、下記の図にある通り、膳所高校や立命館守山、石山高校、守山高校と名だたる名門校がひしめいており、教育環境としても良好だと考えられています。

どういう切り口で見込み顧客の数を割り出すか

今回のサーベイで最もネックになるのが、どういう層の顧客数を推定してほしいかという点です。具体的な数値は公開出来ませんが、坪単価◯◯万円以上で、土地の面積は40坪以上の注文住宅を購入する層を総数、セグメントごとの数、年齢などを推計しなければいけません。（坪単価◯◯万円以上というのは、おそらく世帯年収800万円～1000万円以上の世帯が購入検討するグレードの住宅になります）

まずは職業という切り口でセグメント分けします。次に年齢です。新築の注文住宅を購入する平均年齢は38歳程度となっていますので、おそらく35-45歳あたりの年齢がターゲットになる層と言えるのではないでしょうか。（45歳以上となると80歳完済というルールがある金融機関が多いため35年ローンを組めなくなることが多いです。）

結論として出て来る数字が推定であるのは仕方がないですが、その推定を出すための根拠や数式がファクトベースでないといけません。

この業務がかなり骨が折れますが、まずは妹尾さんに頑張ってもらえればと思います・・・。