内定者インタビュー
【育休取得率99%】男女が平等活躍できる場所を探して。内定者が語る「ワコールに決めた理由」。
Writer|塩田 かりん |
- 読了目安時間:9分
- 更新日:2019.12.19
福間美紗季。同志社大学文学部英文学科4年生。インナーウェアを手掛けるワコール社に内定。大学生活ではアルバイトと部活に力を注ぎ、3年生の12月から就活を始めた彼女が何を考えてワコール入社を決めたのか。その中核には「仕事への熱意」と「女性が活躍できる環境」があった。
できるだけ多くの社員さんに話を聞くことの大切さ。
-本日はお忙しい中、お時間を作って頂いてありがとうございます。はじめに福間さんの就活についてお話を伺いたいのですが、何月ごろ就活を始められたのですか?
実は私は就活を始めたのが本当に遅くて。というのも、先輩に「インターンなんか行かなくていいよ」と散々言われていたので、それを鵜呑みにしていたんです。だから、初めてインターンに参加したのは3回生の12月中旬で、それまでは何もしていませんでした。
-ワコールを就職先の選択肢として考え始めたのはいつですか?
いざ就活って考えた時に、自然と「ワコールいいなあ」と思っていました。始めはなぜそう思うのかわからなかったんですけど、深く考えていくと、女性が活躍できる会社というか、女性がいないと成り立たない会社にすごく魅力を感じることに気づいて。
なので、そこからはワコールとか化粧品の会社を視野に入れて就活をするようになりましたね。
-始めからいいなと思っていらっしゃったんですね。ワコールのインターンにも行かれたんですか?
エントリーシート選考があるインターンに応募はしたんですけど、落ちてしまって。最後の方に予約制のインターンがあったのでそちらには行きました。半日で会社の説明を受けたり社員さんの座談会を聞いたりするインターンでしたね。
-他の企業さんのインターンはどのくらい行かれたんですか?
ワコールを入れて3つ4つくらいしか行っていないです。
-最近の就活だとかなりの数のインターンに行く人が多いと思うんですけど、焦ったりしませんでしたか?
焦りましたね。就活を始めた12月頃は余裕とまではいかなくても「まあ大丈夫でしょ」って、たかを括っていました。でも、いざインターンに行ってみると周りの意識の高さに圧倒されて。
私は半日や1日のインターンにしか行っていなかったんですけど、友達は3日間とか長めのインターンに行っていたので、焦ってしまうこともありました。でも人と比べてしんどくなってしまったら絶対うまくいかないな、と思ったので、それからは自分のペースでやることを心がけましたね。
-確かにとても大事なことですね。
インターンにはあまり行っていなかったんですけど、その分3月に就活が解禁になってからはできるだけ多くの企業説明会に足を運びました。「女性の活躍できる会社で働きたい」という軸はあったんですけど絶対にそこに行けるとは限らないので、少しでも納得できる形で終われるようにいろんな企業を知っておきたいという気持ちがありました。
ただ、説明会でお会いした1人の社員さんがすごく魅力的でも、会社には他に何千人も社員さんがいるわけで、全員が全員その社員さんみたいに魅力的だとは限らないですよね。だから、インターンに参加したときもですが、“できるだけいろんな社員さんに話を聞く”ことは大切だと思います。
-就活がつらいなって思うことはありましたか?
SPIが辛かったですね。SPIって自分がどのくらい正解したか全然わからないじゃないですか。それで落とされた時「あの問題を間違えたのかなあ」と思ったりはするけど、本当にそれが間違っていたのかはわからない。
そうやってモヤモヤする時間がしんどかったですね。あとは、自分を見ることもなく落とされるのか、という辛さもありました。
-ちなみに面接で嘘をついたことはありますか?
私は嘘をつくのが下手で、嘘をついてもバレるタイプなので、ついてないですね。でも面接で「今まででいちばんの買い物はなんですか?」と聞かれたことがあって。
その時パッと思い浮かんだのが母の日に母に買ったヘアオイルだったんですよ。それで「今まで母の日には何もしたことがなくて…」と言ったんですけど、実はそれは嘘で(笑)
確かにプレゼントをしたことはなかったんですけど、ご飯作ってあげたり何かしらはしていたんですね。こんな感じで事実を大袈裟に言ったことはあります(笑)。
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