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内定者インタビュー

「人の夢を叶える起業」へ。京大生が考える一社目の選び方。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:8分
  • 更新日:2017.03.02

年齢、性別だけではなく、さらに深いターゲティングを

-ひとりひとりの人間心理を探求ですか。

たとえば一般的に言われるターゲティングっていうと、何十代の何歳の女性みたいなところなんですけど、ビービットではそれでも不十分でして。ノートを一つ買うにしても、用途で選ぶのか、デザインで選ぶのか、値段で選ぶのかという動機がバラバラなんです。

これを単純にビッグデータで見て、何歳の女性はこうだなと仮定するのは結局データからの推測じゃないですか。

だから、もっと細かくひとりひとりの心理を考えるんです。

点じゃなくて、一本の線で考えるという感じです。詳細を言えないんですが、ユーザーをビッグデータで見ると定量的なんですけど、ひとりひとりの行動って定性的なので、データから見ると、結局、顧客視点じゃなくて、結果を見てるだけですよね。定性的な部分をもっと深く考えるというイメージに近いです。

-なるほどですね。ありがとうございます。では最後に、色々とインターンなどで経験をして、どういう風に会社を選ぶかをもう一度教えて頂けますか?

まずは新規事業に携わりたいですね。それは新規事業がやりたいことと言うよりも、将来的に必要なことなので、経験したいという意味です。じゃあ大企業に行っても新規事業は出来るんじゃないかという指摘もありますが、それはリソースや余裕という点では魅力的なんですが、もしも新規事業を担当することが出来ても、数十人とか100人規模で新規事業を担当するんじゃ意味がなくてですね。

-ひとりで全部やりたい?

そうですね。一人というか、一担当になりたくないというか。例えばリクルートって大企業ですけど新規事業をやらしてもらえることが他の大企業より可能性が高いですよね。でもプロジェクトに関わる人間が膨大すぎて、結局「じゃらんにめちゃくちゃ詳しい人」で終わってしまうみたいにな気がして。笑 プロジェクトの入り口から出口まで、結果論として60点の出来だとしても経験したいなというのがあります。

そういうのも含めて考えた時に、大企業で自由に仕事が出来ない可能性よりも、会社が潰れてしまうかもしれないけど新規事業が死ぬ気でやれる環境のほうがいいかなって。もし潰れても誰か拾ってくれるんじゃないかと信じてます。笑

-京大生っていうなんでしょう、担保というかなんというか、ありますからね。笑

それに甘える気もないんですが、とにかく失敗するなら若いうちがよくて、なるべく早くまずは判断するための材料がほしいという気持ちです。若ければ学歴関係なく拾ってもらえる確率は上がりますから。まずはチャレンジしたい、そういうことです。

-なるほどですね。今日は本当に色々と聞かせてくれてありがとうございました。

 

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