内定者インタビュー
仕事で人生を“エモく”しろ!外資系大手消費財メーカー内定者の仕事観とは。
Writer|遠藤 季夏 |
- 読了目安時間:12分
- 更新日:2017.8.3
エモで人生は豊かになる!
-藤原さんにとって、「働く」とはどういうことだと思いますか?
少し遡って話をすると、結局、挑戦をした結果は成功でも失敗でもいいし、本当は仕事が挑戦のフィールドじゃなくてもいいと思うんです。
演技とかミュージシャンの世界とかに行ってもいいし、どの世界でも目標や夢を見つけて走っていくというのはできることじゃないですか。走っていく、挑戦する中で、葛藤したり感情を動かせていくことを僕は「エモくなる」と言ってるんです。
感情が動けば「エモい」と言えるんですよ。個人的には、何か意志があって、意志があるからこそ起こる感情の動きってあるじゃないですか。楽しい、嬉しい、悲しい、苦しい、それが「エモ」なんです。
モチベーションと似ているんですけれど、モチベーションとの違いは、マイナス面もとらえているところですね。就活中はめちゃめちゃ悩んでましたし、孤独に苦しんだりしたんですけど、その時もエモの概念的には、今は下向きであっても最終的に上を向いていたら、あの時はエモかったなと思えると思ったんですよ。言うなれば、エモは絶対値なんです。
だから人生が下向きであっても楽しいと思えるんですよね。これでもいいじゃん、と思えるとその場その場で生きる力がつくと思います。友達や後輩の、一回失敗したけどそこから学んで別のところで花を咲かせたというようなストーリーを聞くのが、すごく楽しくて、楽しいから聞いたりすることも多いんですけど、でも、エモいから話聞きたい!と思ってそればかりするのは二流のやることだと思っていて、これから先は、エモクリエイターにならないといけないんですよね。自分の人生、“ストーリー”というものが面白いから、周りに人が集まってくるというような。
これからはロジシン(=ロジカルシンキング)よりエモシンだと思っています。論理的思考よりも、感情的思考だと。個人的に「感情」というのは端的に表されたロジックのことだと思うので、感情というのも経験に基づいた思考だと思うんですよ。
自分が企画を持って言ったとして、論理はもちろん的確に組まれていないといけないんだけれども、最終的な論理が感情に訴えていないといけないと思うんです。最終的には動いてもらわなければいけないから、 エモにも働きかけないといけないなと。
仕事の話に戻ると、人生をエモくすると言う意味では、本当はどこのフィールドでもいいんですけど、流れ的にも普通に考えると仕事になるじゃないですか。仕事ってしかもお金までもらえて、今まで勉強してきたことも活かせる。これはやらない手はないですよね。
つまり、僕にとって働くとは「人生をエモくするのを実現させてもらう、そして実現しにいく場所」だと思っています。ついでにお金までもらえてしまうすごいもの、これが僕の仕事観です。
-「エモ」が人生を豊かにする大きな要素なのかもしれませんね。本日はありがとうございました!
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Follow @bicyear京都大学経済学部2年生(東京出身)。京大発インカレサークル「Key Element」の本部スタッフ。
(遠藤季夏の過去記事「一目惚れで京大に。目指す未来は”パワフル”なおばあちゃん!?」)
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