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京都出身、現役大学生バンド『Qyoto』。偶然の出会いから始まった6人の物語と、新曲に込められた想いに迫る。
Writer|ビックイヤー編集部 |
- 読了目安時間:9分
- 更新日:2018.7.13
ビッグタイトルが原作だからこそ、ファンの方の想いを壊したくなかった。
-アニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のオープニングテーマでもある、新曲「It’s all in the game」についてお聞かせ下さいますか?
HIROKI(Vn) It’s all in the gameというフレーズは直訳すると、すべてはゲームの中って意味なんですね。 穿(うが)った見方をすると“たかがゲーム”なんですけど、サビでは“たとえIt’s all in the game 光れ僕ら青春”とくるんです。
これは、BORUTOのお話を頂いた時に、ボルトの人生っていうのはアニメーションで、フィクションなんだけど、「それでも輝いている」ということを歌にしたいと考えたんです。
中園(Vo) ボルトというのはナルトの息子で、「これから大人になる」ということを描いたアニメなんですね。そして僕たちQyotoも新人バンドで、これから大人になる、もっと輝いていきたいという想いをBORUTOというアニメに投影しているとも言えます。
-TAKUYAさんも原作は観られたんですか?
TAKUYA(Ba) 元々ゲームもアニメも大好きなんですけど、このオープニングテーマのお話を頂いてから、3週間くらいかな、NARUTOの1話からBORUTOまで全部観なおしました。
とくに今放送中のBORUTOは、もう恐れ多いというか。今まで馴染んできたもののオープニングテーマをやるって、まさに恐悦至極という状態で。
HIROKI(Vn) そうですね、とても有名な原作漫画のアニメなので、ファンの皆さんも思い入れが強くあると思うんです。
だから、僕たちの歌が「イメージと合っていない」と言われるかもしれない、そういう恐怖みたいなものが最初はありましたし、常にこれでいいのか?と自問したりしながら曲を作り上げていきました。
-有難うございます。中園さんへの質問になるんですが、カップリング曲「君と僕とアクロス・ザ・ユニバース」が主題歌になった、ドラマ「はんなりギロリの頼子さん(関西テレビ他放送)」についてお聞かせ願えますか?
中園(Vo) ドラマの内容としましては、東京から引っ越してきたライターの男性(演:中尾暢樹)と、タバコ屋さんの看板娘(演:横山由依)が、京都のしきたりとか、風習とか、東京との違いからうまれる問題を解決する過程で恋におちるという物語です。
このドラマに書店員役で出演させてもらったんですが…。
ドラマの現場は初めてでしたし、普段はというか、ずっと音楽しかやってないですからね。すごい緊張してましたね。
でも、途中から「これ、MVを撮るときと似ているな」と思いました。現実には存在しないんですけど、そこに街や物語があるってことを演技で創り出していくということと、音楽でそういったことを表現するということ。
「いらっしゃいませ」というセリフも、その街で、書店員としてアルバイトをしている自分、というものを、横山さんはじめ、現場のスタッフさんなどに支えられながら表現させて頂くことが出来ました。
-とても素敵な曲ですね。今後のさらなるご活躍に期待しています!本日は有難うございました。
2018年7月11日 ニューシングル「It’s all in the game」C/W 「君と僕とアクロス・ザ・ユニバース」発売。
▼Qyoto オフィシャルサイト▼
http://www.qyoto.jp/
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