spotlight
向こう見ずなかっこよさを。“異質”な学生がクラウドファンディングで切り拓く道。
Writer|美馬 翔希 |
- 読了目安時間:7分
- 更新日:2018.10.25
第一線を見据えて、『かっこいい』挑戦を。
-そこまで夢を追うことにこだわれるのはなぜですか?
同世代の中で第一線に立ちたいという欲求からですね。
甲子園で活躍する年下の高校球児、16歳でブランドを立ち上げた子、21-22歳の人気若手俳優、インディーズレーベルの同い年のラッパーが武道館ライブ。彼らを見ていると23歳の自分は何をしてるんだ、と思うんですね。
23歳は、僕の中で何か成し遂げてても良い年齢です。くじけそうになるたびに、『お前はここで終わってええんか?』と言い聞かせています。ですので、近場というより遠くにいるスゴい人たちの影響が強いですね。
僕は、常に第一線で活躍できるような人間になりたいと思っています。けれど現在第一線で活躍している人たちと比較すると、まだまだ成果も成長も足りておらず、誰かが活躍する度に焦っています。彼らに一矢報いるための人生で一番大きな挑戦が、今やってるクラウドファンディングです。
-持ってらっしゃる視座の高さに驚かされます・・・。徳山さんの姿勢は、簡単に真似できるものではないと思いますが、最後にいま挑戦をしようとしている人たちに対して、何かメッセージはありますか?
僕まだ成功もしていないですけどね。とはいえ大きなチャレンジはさせていただくという立場から申し上げますと、結局挑戦は何かしらプラスにはなるので、挑戦してみてくださいということです。
完全に主観ですが、弱みを見せたくなくて守りに入ってる人が多いように感じます。負けているところ、かっこ悪いところを見られたくない、と。
僕は比較的負け続けてきた人間なので、負けることへのためらいはないですが、惨めに負けたくない、負けたとしても絶対に爪痕を残してやる、というような意地はあります。そのように負けることを極端に恐れないで、プライドを持って挑戦して欲しいと思います。
さらに挑戦する際に、正しいか、正しくないか、勝つか負けるかなどではなく、自分がかっこいいと思うか、ダサいと思うか、を判断基準にして欲しいなと思います。僕はかっこいい方を選んでいきます。正しいか、間違っているか、は見る角度によって判断が変わってしまって、結局言い訳を作ってしまう気がするんです。
なので直観的にチャレンジしているか、本当に自分がかっこいいと思う選択なのか、を問うようにしています。
そういうかっこいいと思う選択をした人の方が人々の共感を呼ぶだろうし、仮に失敗したとしてもかっこいいと思うんですよね。
だから僕はかっこいいと思う挑戦をします。少し前の僕と同じように、やりたいことがあるのに結局挑戦する前に思考を止めてしまうことって誰にでもあると思うんですよね。
でも、何もしなければ本当に何もわからないままでつまらないな、と気づいてから失敗をあまり考えなくなりました。そういった失敗を恐れない姿勢かどうかが自分の中でかっこいいかどうかの基準になっている気がします。
-失敗を恐れないこと、かっこいいと思うものを選ぶこと。簡単ではないものの、その先導を徳山さんが切ってくださるのは本当に心強いですね。本日はお忙しいところありがとうございました。徳山さんの今後のご活躍を、ビックイヤー一同楽しみにしております。
▼徳山さんのクラウドファンディング
最新情報をお届けします
Twitter で[公式] ビックイヤーをフォローしよう!
Follow @bicyear元京都大学大学院。現在は内定先の内定者組織代表、KE運営、長期インターンに鋭意取り組んでいる。自慢は「人生で一度も枝豆を自発的に頼んだことがないこと」。好きな食べ物は枝豆。
spotlight一覧
関連記事
ランキング