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目標は『アベンジャーズ』レベル。特撮王国日本の再興を願う学部生に迫る。

Writer|掛川 悠矢
  • 読了目安時間:7分
  • 更新日:2019.5.20

山田和正(やまだかずまさ)、京都大学法学部3回生。1回生の時に特撮作品の自主制作団体「京都特撮企画」を設立。今年7月に開催される「門真国際映画祭」に公式では団体処女作の「LIKE A HERO」を出展予定。特撮や映像制作にかける想いに迫る。

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劣化コピーやお遊びで終わらない『京都特撮企画』。

-本日はお忙しい中、ありがとうございます。はじめに、京都特撮企画の活動内容について教えてください。

基本的には自主制作映画を作っています。「自主」制作なので今はスポンサーもついていなくて、超低予算で作っています。前回の作品は予算およそ3万円で作りました。

制作をするにあたって「オタクの道楽で終わりたくない」と考えています。今はスマホのカメラでもそれなりのものが撮れる時代ですが、そういうものは単にニチアサ(編集部注:日曜朝のアニメ、特撮番組の放送の総称)の劣化コピーやお遊びに過ぎないものになってしまったりするんです。僕達は、より高次元なものを撮っていきたいと考えています。

今の特撮作品は「仮面ライダーならこの人」のようにほぼ固定の制作陣が作り続けている環境になっていて、入れ替わりが少ないために新しい視聴者層とのズレが生じてきていると感じています。学生の僕たちだからできる演出とかストーリー構成があると思っていますね。

-既存のもののコピーではなく新しいものを作っていこうというモチベーションで活動しているんですね。そういった意識は京都特撮企画の立ち上げの動機にもなったんでしょうか。

最初は僕自身がアイアンマンに変身してみたかっただけなんですけどね(笑)
活動していく中で色んな人の話を聞いたりして、オリジナリティを出した方がいいな、と言う結論に至りました。

-活動を続ける中で少しずつこだわりが見えてきたんですね。

そうですね。作品を見る中でも、ただ娯楽として消費するだけじゃなく興味を持った切り口から鑑賞し、創作活動に反映させるというふうにして自主制作団体として成立させようと考え始めて。それでここ1年で固めてきた感じです。

-他にも新歓で上映会を行なったり、例会では「作品紹介」の時間があると聞きました。

作品紹介はすごく重要な活動なんですけど、自分の好きな作品がいかに素晴らしいかということを部員にプレゼンしてもらっています。

発表する人は自分が普段どんなところに注目して作品を観ているのか気づきが得られますし、部員同士のコミュニケーションにもつながります。

普段口数が少ない人も熱く語ってくれるし(笑)あと作品についての共有知が形成されて創作の幅も広がります。ある作品のワンシーンについて「こういうのがやりたいんだ」みたいなことが話せたりとか。


>> 次頁「特撮が撮れる場所を作りたい!制作への思い。」

 

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