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人事部のヒトリゴト

vol.040 面接の後、企業からの連絡はいつやってくる?

Writer|Taketo.S Writer|Taketo.S
  • 読了目安時間:2分
  • 更新日:2018.6.6

2019年卒採用の選考解禁となる6月が過ぎましたね!採用ニーズの高まりを受け、この時期すでに内定が出始めているという情報も散見します。周りではちらほらと内定を獲ったという声が聞こえ始めるのではないでしょうか?

もちろんこのコラムを読んで下さっている皆さんの多くも、就活で面接を受けていらっしゃることと思います。ESが通って、GD、面接と通過、そして最終面接・・。そうなると気になるのは、「企業からの連絡っていつ来るの?」ということじゃないでしょうか?

いついつまでに連絡をします、とか、内定の場合だけ連絡など、様々ですが、人事採用担当をしていた経験の中でこの疑問にお答えしたいと思います。

即日タイプ!


これは中小・ベンチャー企業に多いと思います。というのも、中小企業だと人事採用のみを担当している部署がない場合が結構な割合であります。

社長が採用を担当して、総務部などの若手が説明会を担当したりして、面接ではいきなり役員や社長が出てくるというパターンですね。

要は採用権限がある人間が直接見ているので、いいな!と感じた人材には間髪入れずに採用連絡をするということです。

つまり、同じ論理ですが、外資系でラインごとに採用権限が付与されている場合も採用連絡が早かったりします。

1週間以内にご連絡しますタイプ

一般的な大企業群はこれくらいのところが多いのではないでしょうか。最終面接であれば、可否に関わる部分はすでにほぼすべて判別しているケースがほとんどでしょうから、あとは決済を取るだけだったりします。

ここで時間がかかる企業は稟議書(決済・承認を得るための書類です)に多くの判子を押してもらう必要があったり、本社機能が海外で、日本支社の権限がとても弱いなど、ワークフローに問題があるケースがあります。

私の新卒時は、1週間以内にご連絡しますというアナウンスがあり、内々定を提示される場合は2-3日程度で電話とメール(企業の専用ページなど)で通知が来る場合が多かったと記憶しています。

早い連絡は意思決定プロセスがうまくいっている証左

相手が社会人だとついつい萎縮してしまうことが多いですよね。ESから面接というプロセスでは「採用してほしい」というお願いをするような立ち位置になりますからね。

しかし、内定が出たあとは大いに企業を査定することをおすすめします。(そもそも企業分析が細かでないと内定が出ない企業が多いと思いますが)

IRや広報の内容などの公開情報だけではなく、仕事がいかに効率的に履行されているかという観点も大事です。

私は、意思決定プロセスの律速部分はトップダウンで作り出されることが多いと考えています。従って、新卒採用における採用通知が遅い企業は、実際の仕事を始めると、とんでもなく非効率なことをしていたりする可能性があります。

拙速になってもいけませんが、採用通知を出す早さというのは、企業としても意思決定プロセスが最高品質でワークしていることを見せつける場面とも言えます。

 

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