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人事部のヒトリゴト

vol.015 プレゼンテーションスキルをさらに上げるテクニック

Writer|Taketo.S Writer|Taketo.S
  • 読了目安時間:2分
  • 更新日:2017.5.11

今回は面接で必要なプレゼンテーションスキルをさらに上げるテクニックをまとめていきたいと思います。

プレゼンテーションが上手い人とは?

プレゼン

プレゼンテーションが上手な人を挙げろと言われれば、私はすかさずスティーブ・ジョブズと答えます。彼のプレゼンテーションでは、ほとんど資料が使われず、その多くが口頭で説明されます。同時に、穏やかな口調をベースにしながらも、抑揚がついたペースで話を進めていきます。

一度拝見されてからの方がより理解が進むかもしれませんが、まずはプレゼンテーションスキルを上げるテクニックを箇条書きにしてみます。

・話す速度に気をつける
・明瞭に話す
・身振り手振りを効果的に使う
・前もって話す内容がいくつかを伝える
・前もって話す内容がどういう効果をもたらすか伝える

項目別に解説します。

話す速度に気をつける

人は緊張をすると早口になる傾向がありますが、早口が好印象になる事はほとんどありません。従って、話す速度は十分に気を付け、一文が長くなりそうな場合は途中で意識的にひと呼吸置く等してペースを整えましょう。

明瞭に話す

滑舌がもともと良くないという方も諦めないで下さい。まず、一般的に発音しづらい単語や、自分が不得手としている単語の前にひと呼吸置き、意識的にゆっくり明瞭に発音する事を心がけてみましょう。これだけで大幅に改善される方が多いです。

また、声のボリュームが小さいという方は、笑顔に近い表情で話すようにしてみると、自然と音量が上がるようになります。

身振り手振りを効果的に使う

膝の上に手を置いて話す方が良いと考える方もいます。ただ、私はある程度の規模のビジネスシーンにおいて、ある程度の期間プレゼンテーションをしたり、聴いたりしてきましたが、じっと動かずにプレゼンテーションをした事はないですし、そういったプレゼンテーションには魅力を感じませんでした。

ただ、目障りな程に両手を振り回すといった事はマイナスですので、落ち着いた動かし方で、数量的な概念や、ポイントになる場面で効果的に使っていきましょう。

前もって話す内容がいくつかを伝える

これは、聞き手に対して、これからどれくらいのボリュームの話をするかという事を伝えておく事で、理解の促進を図る為です。人間はあらゆる場面において、定量化(数値化)される方が事象を理解しやすい生物というわけです。

前もって話す内容がどういう効果をもたらすか伝える

また、同時に話す内容がどんな目的で、どんな効果があるかを前もって伝えておく事で、話す内容のベースを共有する事が出来ます。

「あなたの為を思って言うんだけど」、と前置きすれば、相手は「自分の為に提案をしてくれる」と解釈し、話す内容をよりスムーズに、正確に理解する事につながることに似ています。

 

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