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社会人インタビュー

京大・生命科学研究科から大日本住友製薬へ。エリート科学者が追いかける14歳からの夢。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:6分
  • 更新日:2017.8.8

よりスピードを意識した研究スタイルに。

-大学での研究と社会人になって企業で行う研究とはどういった点で違いますか?

一番はスケジュール管理ですね。例えばあるテーマを薬にするための研究を始める場合、何年後までに候補の化合物のリストアップが完了し、さらに何年後までに治験が出来、最終的にいつ新薬として世に出せるのか等を明確にする必要があります。もちろん大学でもある程度はスケジュール管理していましたが、企業ではより詳細に立て、常にスケジュールとの差異を確認し、修正等行います。

-ビジネスの世界ではある意味、当然と言えば当然のことだと言えますが、研究でも営利を目的とする企業でやる以上、そういったことが必要なのでしょうね。

だと思います。また、それによって研究のやり方自体も学生の頃と変わりました。

-具体的にはどう変わったのでしょうか?

大学だとまず目の前の実験結果を最適化し、その後に次のステップに移るのが一般的でした。しかし、企業だと最適化が十分に出来ておらず、たとえ70、80%の出来だとしても、とりあえず次に進みます。私自身は几帳面な性格もあり、1ステップ、1ステップ、確実にこなす大学のやり方が好きだったので、正直最初は戸惑いました。でも、ドンドン先に進むことで色々な可能性により早く出会えることが分かり、これはこれで面白いなと今では感じています。

-よりスピードを重視されているのでしょうね。では、最後に今後の抱負をお願いします。

最初にお話しした通り、がんは患者数が多いにも関わらず、まだ薬が十分に貢献出来ていません。なので一刻も早く、がん患者の多くを救えるような新薬を生み出し、より多くの患者に貢献できればと思います。そして、その新薬の研究開発の中心に自分が居れるように、私自身、研究に邁進していきたいと思います。

-お忙しい中、ありがとうございました。これからのご活躍、期待しています。

 

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