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メディア立ち上げで見えた、本当に自身が望む未来とは。
Writer|瀬戸 花音 |
- 読了目安時間:9分
- 更新日:2018.5.29
夢を成し遂げるための就職活動を。
-今後のサイト運営について教えてください。
今やっていることとして自分の中で2つのコンテンツがあって、ひとつは震災を伝えるということ、もうひとつが大学生を伝えるということです。
震災を伝えるということに関しては、卒業までにもう一度現地に行って起業家さんの話を聞きたいなという思いがあります。
大学生を伝えることというのは、大学生をしていたら身近な大学生にすごい人っているじゃないですか。この人の考え面白いなっていう人をどんどん取り上げていきたいと思っています。
-卒業後、就職後はサンタのいる学校の運営や取材活動は続けられるのですか。
迷っています。決まっていないというのが現状ですね。もしやりたい人がいれば引き継ぎたいなとは思うのですが、全部一人でやっていて自分の中でコンセプトを決めているので、簡単には引き渡せないかなという気持ちがあります。
就職に関していうと、メディアって僕は手段だと思っているんですよね。若い人がつらいとき苦しいときに見て、もうちょっと頑張ろうって思ってもらえたらいいかなと。
僕の父が高校教員をやっていて、生徒からも慕われるすごくいい先生だったんですよ。毎年お正月に成人した生徒が挨拶に来て一緒にお酒を飲むみたいな。
僕はそういう光景をいいなって思っていたんですけど、いいなと思う反面、そんなにいい先生がクラスの40人や部活の20人にしか影響を及ぼせないというのをもったいないと昔から思っていたんですよね。
例えばテレビに出たらもっと多くの人を感動させられるし、もっと多くの人を救えるのに。それもあってそういうことを伝える方に行きたいなと思って、それで最初はメディアに行きたかったんです。
自分が今、若い人やつらい人を助けたいと思うのは、そこに原体験があったのかなと思いますし、父への憧れみたいなものもあったのかなと思います。
-お父様のように若者に社会的影響を与えるか、お金を稼ぐスキルを身につけるためにバリバリ働くかですか。
そうですね。でも前者を選んだとしてもおそらく今はあまり実力がないので、いいものを作れないなと思っています。
自分でいいものを作ろうとメディアを作ってみたけど、そんなに広がりもなかったので。そしたらまずどこかで実力をつける期間がいるのかなと思っているので、今は後者で考えてインターンに行ったりもしています。
-就活に失敗してこの活動を始めて、就活や就職に対する考えに変化はありましたか。
それはありますね。まずメディアに行きたくなくなりましたし、去年の就活は憧れベースでしていて、今の就活は未来に憧れがあるとして、それを成し遂げるための就活になりました。より現実味のある就活を出来ていると思います。
ただその憧れが20代の居場所を作りたいということで、そんなことやってる企業はほぼないんですよね。20代向けってお金が稼げないじゃないですか。
なので、就職して優秀な人に揉まれながら学んで、いつか10代の居場所を作りたいと思っています。
-今後のご活躍に注目させて頂きますね!本日は本当に長いお時間ありがとうございました。
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Follow @bicyearノートルダム女子大学心理学部4年生。様々な分野の取材に挑戦したいと思っています。宜しくお願いします。
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