「はたらく」のミスマッチをゼロに。

社会人インタビュー

理想の暮らしはスナフキン!?事実婚・多拠点で生きる写真家夫婦のこれまでとこれからと。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:12分
  • 更新日:2019.3.4

会社向きの人間じゃない・・・

-では、続いて有馬さんにお伺いしたいのですが、同じく現在のお仕事内容から教えて頂けないでしょうか。

有馬 私もカメラの仕事をしているのですが、趣味の延長からはじまり、現在はポートレートやお店の商品の物撮りを主に撮影しています。彼(其田さん)の機材のお下がりが私のところにまわってきます(笑)

あと普段は香川県に居て、シェアハウスを運営しています。

-香川はご出身だったりするのでしょうか。

有馬 いえ、まったく縁もゆかりもありません。

-では、なぜ香川で?

大学生の頃から旅が好きで、国内外問わず色々な場所を旅したのですが、その中でも香川は海も山もあって、田舎なんですけど、程よく都会な部分もあって不便過ぎず、そこまで人も多くなく、住みやすそうな街だなと、良い印象を持ったのがキッカケだと思います。

で、大学を卒業したタイミングで教員採用試験を各所で受けていたのですが、受けるのは無料なので、軽い気持ちで良い印象のあった香川でも受けてみました。

結果、運よく受かったので香川に移り住むことになりました。

-香川で教師をされていたんですね。

有馬 特別支援学校、聾学校で3年間、教師として働いていました。

-教師を目指された理由はなんだったのでしょうか。

有馬 そうですね・・・今は健常者でも社会で生きていくことが大変な時代だと思っていて、障害のある子はさらに大変な思いをしている子もいて、残念ですが、障碍者は下に見られたりだとか、やりたいことが出来なかったりだとかする機会も多くて・・・

そんな彼らの自己肯定感を少しでも高めてあげられるお手伝いが出来たらいいなと思って、最初は福祉関係の仕事を検討していたのですが、収入面に不安があったので、大学に入りなおして、特別支援教育の免許を取得し、教師になりました。

なので、最初から教師を目指していたとかではないのですが・・・

-実際に教師になられて、どうでしたか。

有馬 子供たちと関わるのは凄く楽しくて、やりがいもありました。なので、仕事の内容自体は自分に合っていたと思います。

-自分に合っていた仕事を辞められた理由はなんだったのでしょうか。

有馬 元々、私自身が社会に出ると生きづらさを感じるタイプでして、会社向き(組織向き)の人間じゃないというか・・・

正直、毎日決まった時間に出社して、夜帰ってきて寝るだけという生活は絶対に耐えられないと思っていて。でも、3年間は働かないと何を言っても説得力がないなとも思っていて・・・。

なので、とりあえず3年という区切りは最初から意識していました。

また、実際に教師として働いてみると、労働環境がいわゆるブラック企業に近いモノがあって、残業代ゼロで労働時間が長く、休日のボランティア出勤などもありました。

-1日の勤務時間はどの程度なのでしょうか。

有馬 朝7時30分頃に出社して、定時は16時45分とかなのですが、その後、部活がありますので、学校を出られるのは18時30分とかになります。

私はある程度のところで線引きしていましたが、他の先生方はそこからさらに残って残務をされている方もいて、22時とかになっている場合もあるようでした。

学校の先生たちは、それに対してあまり声をあげたりしなくて、なかなか表に出てきていないんですけど・・・。

なので、仕事内容はよかったのですが、継続して働くには労働環境が厳しかったのと、そもそも3年を1つの区切りとしていたので、辞めました。


>> 次頁「友達でもないし、家族でもない。だけど、他人でもない。」

 

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