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運動会からAED普及?!学生ならではの斬新アイディアが心臓突然死を救う。
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Writer|遠藤 季夏 |
- 読了目安時間:10分
- 更新日:2017.12.19
「AEDが使える」を当たり前に。
-では、実際にフォーラムを終えてみて、医療分野においてのビジョンはできましたか?
高岡 今回参加して思ったのは、例えば今回は「教育」っていうものを通して医療を考えるきっかけをいただいて、医療って看護師さんやお医者さんのものだけではないし、いろんな視点があるなって思って。
だから、いろんな人がいろんな角度から医療のことを考えられるようにしたいし、私も医療っていう狭い世界に閉じこもらずに広い視野は持っていたいなと思いました。
花田 私は、AEDのこともそうなんですけど、必要な人のところに必要なだけの医療が届けられるような、過不足なくみんなに必要なだけ届けられるような社会になったらいいなって思います。
色々な選択肢があるのに選べない、知らなくて選べないとか、提示されないとか、思った以上に過剰にお薬を飲んでたりしたり、そういうのは無くなってほしいです。
-では、みなさんとアツコちゃんの今後は…?
花田 今、この競技には効果があるっていうことを検証するための研究をやってるところなんですけど、それが終わった後にどういう風にして広めて行くかとか、そもそも広めて行くかとか、私たちだけがやるのかとか、どこかにお願いするのかとか…そういうことがあんまり決まっていなくって、それは話し合わないといけないなって思ってます。
高岡 希望としては、せっかく私たちも考えていいなと思ってることなので、私たちがずっとこの活動を三人で続けて行くのは厳しいのかもしれないですけど、私たちの手を離れても、誰かができるように、もっとマニュアル化をしたり、再現性の高いものにしたりっていうのはしていきたいなって思ってます。
小池 っていう私たち自身の細かい動きの話もありますが、元々の理想は、運動会の新しい競技として本当に楽しみながら、列に並ぶとかが当たり前のように私たちが習ってくることと同じように、人が倒れてたら助けるっていうのを遊びの中でも当たり前のように馴染みを持ってほしいっていうことなんです。
小さい頃からそうなっていったら、いざというときに勇気を出して行動できる人が増えるんじゃないかなって思っているので。
すごい大きい話をしたら、私たちが考えた競技が全国の学校に広まって、人が倒れてたらじぶんにできることからやってみようと思えるきっかけになって、助けられる命が増えるようにって思ってます。
高岡 機械の開発とかが進んで行く中でも、人にしかできないこととか、教育とか、小さい頃から人を育てて行くことでしか
助けられない部分っていうのはあると思うので、頑張っていきたいです。
-技術より「意識」にフォーカスしているって感じですよね。
高岡 両方必要で、でも技術の方は専門家の方々が色々されているので、私たちは意識の方に注目したっていう感じです。私たちの競技は、それを通して技術を身につけるというよりは、AEDを身近に感じてもらうことを一番の目的としています。
小池 AEDの台数も日本にはたくさんあるけど、みんな使えないとか自信がないっていう。
高岡 使えないからAEDをもっとハイテクにして届けようとかそういう動きはもちろん大切で。でも結局意識がないと変わらないのかなって。
-10年後とかにみんなは使えるようになってたらいいですよね。
小池 そうですね。みんながいま全部ひとりでできなくてもいいよっていうのはいつも小学生に競技のあと言っていて、これがきっかけとなって、人ごとじゃないんだな、周りにいる人と協力することが大事なんだなって思ってくれたらいいんです。
私たちの競技で知識や技術をつけてもらうとかじゃなくて「あ、自分にもできることあるんじゃないかな」って思ってくれればそれで。
高岡 今までスルーしてた講習をちょっと「あ、これね」って考えてくれたら嬉しいですし。
花田 ちょっとでも興味を持ってくれて、いざ勉強するときに私たちの競技を思い出して「あの時のあれね」って思ってくれたらいいなって思ってます。
-もっとAEDが当たり前に使える世の中になったらいいですよね、私も頑張ります。本日はありがとうございました!
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京都大学経済学部2年生(東京出身)。京大発インカレサークル「Key Element」の本部スタッフ。
(遠藤季夏の過去記事「一目惚れで京大に。目指す未来は”パワフル”なおばあちゃん!?」)
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