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人事部のヒトリゴト

vol.008 面接でウケる「これまでの経歴」の話し方

  • 読了目安時間:3分
  • 更新日:2017.02.09

前回、面接前に準備しておく事についてまとめました。今回は、その中でもさらに掘り下げていく必要がある項目の一つである「これまでの経歴」の話し方についてまとめたいと思います。

経歴はどのように話すべきか?

私自身が採用担当として面接に臨んでいた時、その全てにおいて履歴書はあらかじめ確認してありました。ただしES(エントリーシート)については大まかに目通しする程度であり、気になる点はアンダーバーを引いて面接で質問しようと考えていました。これは私が書類の出来については「減点はするが加点はしない」というスタンスだった事も理由にあります。

要するに書類は誰でも時間をかければうまく綺麗に体裁を整える事が出来る為、会話からその人材の能力を測ろうという考え方です。(もちろん文章としての体裁がなっていないというのは論外ですが)

従って、経歴については「簡潔に分かりやすく」、「時系列を追って」話すことが望ましいと言えます。

履歴書やESをそのまま読み上げるのはNG

私は高校や大学の授業で、教師や講師が教科書を音読していくだけの授業はとても詰まらないものだと思っています。また、スクリーンに映し出されたパワーポイントをただ読み上げるだけのプレゼンテーションを聴く気にもなりません。

同じように、「履歴書やESをそのまま読み上げるだけ」の応募者に魅力を感じる採用担当者は少ないと想定出来ます。

では、どういった経歴の話し方がベストなのでしょうか?
以下に箇条書きにします。

・「大見出し」、「小見出し」、「説明」で話をまとめる

・出来る限り内容を数値化する

・結果・結論に対して根拠を用意する

各項目別に説明します。

「大見出し」、「小見出し」、「説明」で話をまとめる

淡々と抑揚のない説明はなかなか人の感情に訴えかけにくいものです。従って面接の際には新聞などのように「大見出し」から「小見出し」、そして肝心の「説明」といったように順序立てて説明していく事がベストです。

また途中で採用担当が質問をしてくる場合は、すぐに詳細説明を訊きたい場合か、その説明が少し長く感じられてしまった場合が考えられます。その場合は臨機応変に相手に合わせて回答していきましょう。

出来る限り内容を数値化する

会社が企業活動をする上でエビデンス(証拠)は必ず必要です。またエビデンスを用意することが困難な場合でも、現実にそうなるだろうという推測の値は求められます。嫌な言い方ですが、皆さんを査定している面接官も皆さんを「あーあの子いい子だよね」というレベルではなく、数値化して相対評価している会社が多いでしょう。

従って、ESに記載する内容や質問に対する回答については出来る限り数値化して説明(定量的に説明)すると印象は上がります。

結果・結論に対して根拠を用意する

会社員が「売上が伸びました」、「効率化を実現出来ました」という結果・結論を述べる場合は、そこに至るまでの経緯と論理的な根拠を添えるとプレゼンテーションの説得力は飛躍的に向上します。

例えばメーカーの開発部にてある機器の開発にあたっていたとして、その機器の売上向上に貢献したとします。売上向上の要因としては過去の機器は充電式のみでしたが、電池でも作動するように設計を変更した事が考えられます。結果として工場等へのニーズに加えて、一般家庭のニーズにも訴求する事になり、売上が20%向上しました。

上記のように説明をすると、採用担当者は売上の向上とこの話者の関係性をプラスに捉える事が出来ます。

これと同じように、結果・結論に対しては必ず過程がありますので、その過程と結果・結論の因果をグリップしておくことが大切です。

 

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Writer|Taketo.S

大学卒業後、外資系通信キャリアへ入社。その後、大手広告代理店、財閥系金融機関と業界の異なる企業への転職を成功させ、キャリアを構築。各企業で新卒、既卒、中途の採用業務にも従事しており、採用する側、される側の両方を深く理解。