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人事部のヒトリゴト

vol.013 面接で「スマートな印象」を与えるテクニック

Writer|Taketo.S Writer|Taketo.S
  • 読了目安時間:2分
  • 更新日:2017.4.18

前回までは面接に用意しておくべき事や、面接官のタイプの分析をしてきましたが、今回からは、就職面接におけるテクニックをまとめていきたいと思います。面接では付け焼刃の受け答えは見抜かれると言われますが、採用担当者に対してスマートな印象を付ける事は事前の用意で十分に可能です。

スマートな印象とは?

まず、具体的にスマートな印象とはどういった事を指すのでしょうか?概ね考えられるのが、受け答えの速度と回答の質、声の明瞭さ、そして表情等も好印象を与える一因になります。

また、地頭(じあたま)の良さとスマートさというのはほぼイコールの関係であると考えても問題ないでしょう。そして、募集ポジションにおける経験が未熟であったとしても、それを補う事が出来る要素がスマートさ(地頭の良さ)とも言えます。

用意しておく事

面接においてスマートな印象を与える為にはいくつか用意しておくべき事がありますので、箇条書きにします。

・身だしなみ
・論理的で簡潔な回答
・要約

では、項目別にまとめていきます。

身だしなみ

清潔な格好で臨むのは当たり前の事ですが、そこにプラスして、気をつけておくとさらにスマートな印象を与える事が出来る項目があります。まずはスーツのサイズ感です。サイズが大きすぎる物はだらしなく見えますし、タイトすぎる物は(悪い意味で)奇抜な印象を与えます。

また、採用担当者には、まず靴を見るという方が居ます。人は自分の目から一番遠い体の部位に一番気が向かないと言われますが、その足元を清潔に保っておく事で好印象を与える事が出来ます。

次に、面接が開始されると見られる点はネクタイと襟元です。ネクタイの柄もそうですが、結び方についても見る方が多く、雑で結び目が小さすぎる・大きすぎるという物はマイナスの印象を与えます。そして、襟元の清潔さに関しては汚れていると不快感を与えてしまうので気をつけておきたいところです。

論理的で簡潔な回答

次は回答の方法です。これは常に論理的で簡潔な回答を心がける事が良いでしょう。例えば、趣味について訊かれた場合でも、いつから始めたのか、その趣味がどういったリフレッシュ効果があるか等を回答内容として用意しておきましょう。

蛇足ですが、筆者はボルダリングという室内版ロッククライミングが趣味です。これは、低下しがちな筋力を補完する事が出来、またボルダリングを楽しめる場所が都内に多くある為、利便性も良い為です。趣味の理由まで用意しておく事が重要というわけです。

要約

面接の際に、採用担当者の質問が抽象的なケースがあります。その際に、抽象的な質問をそのまま回答すると結果的にあやふやな回答になります。それを避ける為にも、質問が長くなっている場合や、抽象的な場合、質問内容を精査・要約し、確認作業をしてから回答を考えるようにしましょう。

 

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