いつか世界で活躍する「誰か」にSpotlightを。

spotlight

ロックバンドSiMを京大に⁉ 学生インターンの活動に勤しむ、彼の野望とは。

Writer|妹尾 脩平 Writer|妹尾 脩平
  • 読了目安時間:10分
  • 更新日:2018.5.25

自分を磨きたい。

-学生アンバサダーとしての活動は、各人にある程度の裁量権が与えられていて「自由」だな、という印象を受けたのですが、「自由」だからこその難しさもあるのでしょうか。

難しさはありますね。何も思いつかなかったり、何をすれば良いのか分からなかったりすることがありまして。

そういった場合は、会社の色々な人に相談するようにしています。彼らに質問すれば、「俺は~~だと思うよ、でも自分自身の考えも大事にして。」という風に、アドバイスというよりかはヒントを貰えるんですよね。そのヒントから発想を得て、自分の行動に落とし込んでいく、ということが多いです。

-それは良い職場ですね。学生アンバサダーとして働く中で、「学んだこと」があれば教えて頂きたいです?

学びとしては、「コンシューマー(消費者)の目線で物事を考える」というスタンスが身に付いたことですね。「どうすれば学生に喜んでもらって、自社製品を買って頂けるか」といった風に。

流行にも敏感になりました。流行に載せた施策を打つこともマーケティングでは重要になってきますから。アンバサダーとして働く中で、このようなマーケティング的な視点を持てるようになりましたね。

-ありがとうございます。物事を「顧客視点」で考える中で、何か自分の中で変化はありましたか?

まず1つ、「押しつけ過ぎ」は良くないんだなと考えるようになりました。 僕たちアンバサダーは当然、自社製品が好きなので、学生相手に強くプッシュしがちなんですけれども、別に自社製品がそれほど好きではない学生も居ますよね。そういった人たちを相手にする時には、レベル感を合わせるといった様な工夫が必要なんだなと考えるようになりました。

所属する大学によって学生の色は変わってきますし、同じ大学の中でも学生ごとで考え方は大きく違ってきます。それぞれに対して同じ方法で関わっていくより、異なった方法を採ることが大切なんだと身をもって知ることができました。

-学生アンバサダーの経験から、「将来はどういった会社に勤めたい」といった気持ちが生まれたりはしましたか?

そうですね。やはり、周囲と切磋琢磨して「自分を磨ける」会社に身を置きたいですね。

それに、自分がインターンとして参加している会社のように、1つの理念があり、社員全員がその理念を大切にしている、というような会社が良いですね。

そういった意味では、「風通し」が良い会社に行きたいというのもあります。自分が今いる会社は、社長と話す機会にも恵まれていたりで、非常に風通しの良い会社でした。そういったことが理念の浸透に繋がっているのだと思います。

また、理念の実現の為になら「自由」に動くことができる、というのも理想ですね。これも 学生インターンでアンバサダーとして働くにあたり、実際に自分がそうしてきたことなので。

そして、「先見の明」がある会社にも心を惹かれます。これは自分が身に付けたい能力でもあるのですが、常に未来を予測して、先回りできるというのは素晴らしいことだと思います。

-理念があり、自由であり、先見の明がある会社ですか。良いですね。最終的にどういったお仕事をしたい、といった目標はあるのでしょうか。

最終的にやりたいことは、「物流」なんですよ。セブンイレブンのコーヒー豆の話をご存知ですか?アレって100円という安さなのに、むちゃくちゃ美味しいですよね。

あの品質のコーヒーを提供できているカラクリが物流なんですよ。三井物産の人が、海外の農場にまで出向いて、コーヒー豆を厳選し、直接仕入れることによって品質を担保しているんです。

特に何かを作っているわけでもないのに、物流を工夫することで、莫大な利益を生み出しているのがクールだなって思うんです。それに、先ほどの「先見の明」の話にも繋がりますが、「コンビニでコーヒーを提供するのが流行する」と予測していたのもカッコいいなと。

あとは、ナイキがコンバースの販売権を持っていることから利益を上げているとか、そういう話も好きですね。結局、モノを「どう作るか」よりも、「どう動かしていくか」ということに関心があるのだと思います。

-良い目標ですね!それでは最後に質問です。あなたにとって「はたらく」とは?

「人生を彩る1つの要素」ですかね。仕事を趣味にできて、人生そのものであると言えるほど楽しく、熱心に働きたいなと思います!

-それでは、インタビューを終わらせて頂きます。本日はお忙しい中ありがとうございました!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で[公式] ビックイヤーをフォローしよう!

spotlight一覧