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社会人インタビュー

地方のこだわり食材を世界へ!異色なキャリアが生んだユニークな缶詰作り。

Writer|ビックイヤー編集部 Writer|ビックイヤー編集部
  • 読了目安時間:11分
  • 更新日:2019.1.21

まずは小さな成功体験を。

-これまでのお話から井上さんは常にやりたいことを仕事にされてきたことが分かりました。一方、学生を含む若い人の中には、やりたいことが見つからない人が増加していると言われています。井上さんのようにやりたいことを見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか。

私は子供の頃から“やりたいことがない”ということがなかったのですが、やりたいことを見つけるために、特別なにかをしていたわけでもないので・・・

あくまで私の想像にはなるのですが、やりたいことが見つからない人は自分のことを凄く過小評価しているんじゃないかなと。

自分にはどうせ大したことが出来ないと思い込んでしまっているのであれば、“一人の力でも結構、世の中を変えていけるよ”ということをまずは知って欲しいですね。

-なるほど。

ただ、それを単に言葉で伝えても若い人の心には届かず、あまり効果はないと思います。

結局、自分自身で小さな成功体験を積み重ね、少しずつ自信を付けていき、実感を伴った理解を深めていくしかないんでしょうけど、そもそも成功体験を積むためには何かしらの行動を起こさないといけなくて、でも、その行動を起こすためには何かに興味があったり、やってみたいという動機がないと行動を起こしづらいですよね。

-確かに。

そうなると行動できないので、当然、成功体験を積めない・・・

-負のスパイラルに陥ってしまっているのではないかと。なかなか特効薬はなさそうですが、それでもそこから抜け出すために何か方策はないでしょうか。

そうですね・・・

本当に人が成長する会社って、この小さな成功体験を本人の意思に関係なく、否が応でも積まされる環境で仕事をさせられる、そういう仕組みになっている会社だと思います。

例えばリクルートとかサイバーエージェントとかが、それにあたるのではないかと思います。

なので、こういった会社に入り、多少無理やりにでも小さな成功体験を積むというショック療法的なやり方は、荒っぽいですが、一つ手ではあるのかなと思います。

-それは現実的な解の1つかもしれませんね。本日は、井上さんのファーストキャリアから現在のお仕事まで幅広く教えて頂き、誠にありがとうございました。井上さんのさらなるご活躍を期待しています。

 

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